今回はV4220MのAD/DAコンバーターの評価もどき基板を作ってみました
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はじめに
このICの特徴としては24bitで入出力が単体でできるのと差動で入出力ができることです
回路設計
もともとV1000というエフェクター用ICの入出力としてcoolaudioでは取り扱ってるらしくそのエフェクターICであるV1000のリファレンスにアプリケーションノートが載っていました
そこでV4220Mの部分だけ抜粋しミキサーの部分を抜いて作成します
今回もKiCadで設計しました
一応信号を外部に入出力する端子やハードウェア設定するためのDIPスイッチなど多めにつけました
実装
今回もFusionPCBにお願いして作りました
淡々と部品を実装していきます
SSOP28さえ載せられればあとは簡単な半田付けだけです
オペアンプ周辺の抵抗とコンデンサ類が多くて面倒でした
ミス…
基板の主なミスとしては
ピンヘッダの電源入力のシルクが逆(致命的…)
DCジャックのフットプリントが裏表逆
ICのロジック電圧を変化できるようにし忘れた
の3つです
動作に影響はほぼしないのでそのまま続けます
動作確認!
5Vの電源入力をすればすぐ動作をはじめました
I2SのDINとDOUTを繋げば問題なく動作します
ロジックアナライザーで波形を見たところそれっぽい波形がちゃんと出力されていました
気になった点としてはICからのアナログ出力に対して大きくホワイトノイズが載ってしまっています
オペアンプの問題かと思ったのですがIC出力からすでに載っているっぽく電源由来の可能性もあります
電池で駆動させてみましたがやはりのっているため基板設計の配線の取り回しが悪かったのかもしれません
この点については少し調べていくつもりです